OSSは安易にmasterの最新commitをビルドせずに安定バージョンのタグを調べてからビルドするべき
業務で写真から3Dをつくるデータの性能測定・改善・並列化対応の手伝いをやっている。OSS(本流にコントリビュートは特にする予定はない)を使っているが、
コレに食わせるデータセットが巨大過ぎてうまく動かないことが多い。 そこで色々検証していることをビルド職人的な人に見直してもらうと、masterの最新commitをビルドしていたことに関して、本記事のタイトルと同内容の注意を受けた。タグ機能は普段使っていないが、安定バージョン等特定のソフトウェアの区切りに打つものらしく、通常masterブランチは汚いことが多いので、安定バージョンのタグを調べてからビルドしてねと教えてもらいました。
※masterが汚いというのは一般的なことではなく、綺麗にしているプロジェクトもあるとのこと。
タグの作り方
git tag -a <tag name>
でテキストエディタが開くのでタグの説明を入力するgit push origin <tag name>
でタグをpushする。(ふつうのpushだと反映されないので注意)
とりあえず勉強だと思って趣味プロジェクトでgitのtag&gitのリリース機能使ってみました。
タグへの切り替え方
OSSをビルド前に特定バージョンのソースに切り替えるにはタグと同一内容になるようなブランチを作成し、そこで作業する
$ git checkout -b <branch名> <tag名>