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雑なメモ。まとまってない文章等

「UNIXという考え方」第4章 移植性の優先順位 で紹介されている全コマンド

UNIXでは

  • 小さなツールを組み合わせて目的の動作を実現するシステムを素早く構築する
  • すべてのデータをバイナリではなくASCIIデータとして用意すれば伝統的なUNIXテキストツールの再利用の恩恵を受けられる

という文脈での紹介です。

全コマンドの使用例を本ブログに載せたいのですが、ひとまずここにリストアップだけでも載せておきます。

UNIXという考え方―その設計思想と哲学

UNIXという考え方―その設計思想と哲学

殆どのUNIX 環境には、テキストの送信、修正フィルタ処理のためのユーティリティが何十と存在し、UNIXユーザーはそれを様々に組み合わせて、日常の業務を行っている。いかんい、よく見かけるユーティリティとその働きを記しておく

cmd 説明
awk フィールドに整理されたテキストに処理機能を実行する
cut テキスト業から特定列を抽出する
diff 2つのテキストファイルを1行ずつ比較する
expand タブをスペースに変換する
expr ある文字列から別の文字列の一部を抽出する
fmt かんたんな段落整形を行う
grep 指定されたテキスト文字列を含む行をファイルから抽出する
head ファイルの戦闘からx行を表示する
lex テキストストリームの軸解析を行う
more テキストファイルを一度に位置画面ずつ表示する
paste 一つのテキスト列を複数の列に変換する
roff 多機能のテキストフォーマッタ件タイプセッタ
sed 非対話型のテキスト行エディタ
sort テキスト列をソートする
tail ファイルの末尾からx行を表示する
test 2つの文字列が正しいかどうか比較する
tr ファイルの中の特定文字列を置き換える
wc ファイルの中の行数、またはワード数、文字数を数える

ちなみに

  • cut
  • expand
  • expr
  • fmt
  • lex
  • more
  • paste
  • roff
  • tr

コマンドの存在はここで初めて知りました。sed & awkはそれだけで一冊本が出るくらい強力らしい、ということは知っていますが、テキスト整形は毎度IDEvscodeなどで済ませてしまうため、使ったことがありません。