苦手なことは自然にできるようにはならないよ

恥ずかしい話ではありますが、僕はサッカー部だったけどヘディングが出来なかった。
あの高いところから自分めがけて迫ってくるボールを頭で弾くという行為が怖くて出来ない。

流れ弾をヘディングで押し込んで点を取ったことはあるし、練習のヘディングとかならできるけど、
やっぱりあの遠距離から自分に迫ってくる物体に額を当てるというのはムリ。
ヘッドが嫌だからフォワードなのにコーナーキックのキッカーをやってた。
ロングボールの胸トラップや、ハイボールを足元に収めるトラップは死ぬほど練習したのでそれでごまかしてた。
センタリングとかキーパーが蹴ったボールの競り合いは基本相手のディフェンダーに勝たせていました。すいません。

小学校の頃には中学校になればできるようになる、と思っていた。
中学校の頃になれば高校生になれば、
高校の頃にはそのうちできるようにと。
そしてヘディングが出来ないままサッカーから足を洗った。

もう私はサッカー人ではないし「ヘディングは出来ない」と言えるけど、
現役時代はとてもじゃないけど恥ずかしくて他人に言えなかった。

時間が解決すると言うけど、怖いこと・苦手なことは一度逃げてしまうと恐怖を克服することは出来ない。
大事なのはできない自分を受け入れて、時には周りのひとからアドバイスをもらいながら改善していくことかな。
苦手なことは自然にできるようにはならないよ。(to 自分)